【慶應通信】古文書学【夜間スクーリング】

学び

 皆様、お疲れ様です!お元気でしょうか?勉強&学習は進んでいますでしょうか?私の方は全然進んでいない状況です・・・。何とか教科書を読み進んでいるのですが、レポート作成がなかなかうまくできていない状況が続いています。とにかく全然勉強が進んでいないのは確かで、時間捻出的な部分でもかなり問題視しています。そんな自分にイライラしてしまうのですよ。加えてブログに書くのがとても遅くなってしまったのですが、今回は夜間スクーリング古文書学について記録を残したく思います。

スポンサーリンク

何故、夜間スクーリングで古文書学を選んだのか

 まず夜間スクーリングを受けてみたいという気持ちがありました。勉強に対する取り組み方として一番の問題は対面があまりないということでしょうか。通信制は当たり前の話ですが、基本的には孤独ですし、進捗管理も自分でしっかりとしていかないといけません。通常の対面式の学習ならある意味自分の意志に関係なく教授が設定したペースで進むのである意味楽だとは思います。ということで夜間スクーリングを希望したのでした。しかしながら、コロナ禍の状況なのでオンライン(ZOOM)における授業形態でした。
 実は申し込み方法もよく分かってないまま時が過ぎていて、今回初めてやってみた次第です。kcc-channelのスクーリングの申込タブから申し込みを進めていきます。各曜日などで選択する科目などがでてきます。その中で自分の専門科目がいくつかあり興味があるものを申告しました。そのチョイスができるものの中でグッときたものの一つに「古文書学」があったのです。 
 ちなみに申し込みをした他の科目は、「人類学」と「西洋史特殊」でした。残念ながら「人類学」は応募多数の為に落ちてしまいまして受講が叶いませんでした。
 

シラバスより

科目名
古文書学
担当教員名
上野 大輔
科目設置文学部専門教育科目授業形態夜間スクーリング
科目種別・類第2類単位2
キャンパス共通開講学部経済学部でも開講する。
設置年度2021授業コード52139

授業形態

オンライン授業(リアルタイム形式)

授業科目の内容

 本授業の課題は、日本の近世において作成された文書群を体系的に把握し、考察することである。
 「近世」とは、日本史の時代区分(古代・中世・近世・近代)における一時代であり、安土桃山時代(織豊期)から江戸時代までの約300年間を指す。一方「文書(もんじょ)」とは、狭い意味では、自らの意思を他者に伝えるために書かれたものを指し、広い意味では、文字を書いたもの全般を指す。前者の典型例は手紙であり、後者の場合は日記などの記録も含まれることとなる。概ね江戸時代までの文書が、古文書と呼ばれている。
 本授業では、日本の近世を独自の身分制社会と見なす立場から、それぞれの身分と関わる文書を取り上げたい。すなわち、武家・公家・寺社・百姓(村)・町人(町)に関する文書の様式・機能・文意などを順次解説する。単に古文書を羅列して古文書学的な用語を示すのではなく、近世身分制社会の特質との関連で古文書を把握することに努めたい。
 なお、本題(第2~11回)に入る前提として、初回では近世文書の基本的な読み方や語句の調べ方について解説する(但し、本授業はくずし字の読解を課題とするものではない)。また最終回では、近世史研究においても関心が高まってきているアーカイブズ学に論及したい。

第1回講義内容
古文書学への案内

第2回講義内容
武家文書①(幕府将軍関係)

第3回講義内容
武家文書②(幕府老中・奉行関係)

第4回講義内容
武家文書③(藩政関係)

第5回講義内容
武家文書④(藩政関係)

第6回講義内容
公家文書

第7回講義内容
寺社文書

第8回講義内容
村文書①(村政・一揆関係)

第9回講義内容
村文書②(土地・年貢関係)

第10回講義内容
町文書①(町政・諸役関係)

第11回講義内容
町文書②(商業関係)

第12回講義内容
アーカイブズ学・総括

その他内容
課題・レポート

成績評価方法

レポートで評価する

テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。

プリントを適宜配布する

参考文献

プリントを適宜配布する

受講上の要望、または受講上の前提条件

配付プリントや参考文献などの内容を、必要に応じて予習・復習のこと。


最終レポート

 授業の内容を踏まえ、日本近世の古文書の特色について、具体例を挙げつつ論じなさい。という課題でした3000字以上だったような記憶があります。基本的に授業の内容を見直しながら、どういう構成が書き進めていくかかなり悩みました。ゆえに書き進めるのに相当時間を要してしまいました。基本的に授業内容の二番煎じ的になりつつ、色んな書籍など参考文献として読んだりもしたのですが単なる傾向についてダラダラとしたものになってしまったのが悔やまれます。
 他の皆さんはどんな風に書き進めて提出したのかが、とても気になるところです。近所の図書館などで関連図書を探したのですがなかなか見つからずでした。関連図書は早い段階から探した方がいいと思います。自前で↓の一冊だけ次の書籍を購入しました。他は慶応義塾大学所蔵の古文書などから引用させて頂きました!

 何とか合格は頂けました!感謝感謝です。古文書学は本当に奥が深いので継続して学んでいきたいです。皆さんも是非とも受けてみてくださいね!


コメント

タイトルとURLをコピーしました