【慶應通信】東洋史特殊

学び

 皆様、お疲れ様です!元気にしていますか?学習は進んでいますでしょうか??毎度毎度の感じなのですが、仕事が糞忙しくて全然時間が取れていないという状態です。それってあなたの感想ですよね?と突っ込まれそうなのですが、いえいえ本当に時間がないのですわ。兎に角、レポートだけでもしっかりやらなくちゃと思っているのですが・・・。今回は、東洋史特殊のお話です。何故、私がこの科目をチョイスしたかというと、まさにトルコ周辺の歴史事情という興味をそそる内容であるのと同時にレポートがWEBでの提出可であるというところが刺さりました!

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東洋史特殊 シラバスから

科目名
東洋史特殊
科目設置文学部専門教育科目授業形態テキスト科目
科目種別・類第2類単位2
キャンパス共通開講学部
設置年度2024授業コードT0EA011401

講義要綱

「東洋史特殊」のテキストは、主にトルコ系諸民族の歴史を通観しながら近現代における中央アジア、アゼルバイジャン、トルコにおける民族主義、ナショナリズムの発展などについて述べたものである。ソ連邦の崩壊以降、ユーラシアのアジア側の部分でさまざまなかたちで民族問題が噴出している。それらの歴史的な背景をトルコ系諸民族の文化を中心に考えることが、このテキストの目的である。本書を通じて広大な地域に分布するトルコ系諸民族に関する歴史的理解が深まることを期待する。

履修上の注意

総合教育科目の「歴史(東洋史)」を履修していることが望ましい。

成績評価方法

科目試験による。

参考文献

永田雄三編『西アジア史Ⅱ イラン・トルコ』〈新版世界各国史9〉山川出版社、2002年
小松久男編『中央ユーラシア史』〈新版世界各国史4〉山川出版社、2000年
永田雄三・羽田正『成熟のイスラーム社会』〈世界の歴史15〉中公文庫、2008年

レポート作成上の注意

課題・参考文献の文章を引用または典拠として利用した場合には、必ずその文献名と頁数を註として明記してください。なお、註はレポートの最後にまとめて示してください。

レポート問題

荒川正則「オアシス国家とキャラヴァン交易」(世界史リブレット62,山川出版社、)2003年)を精読し、ソグド人の活動について多面的に論述しなさい。というお題目でした。この書籍に関しては別ページで書こうと思います。

履修テスト

直近の科目試験に出題された問題は「オルホン碑文」について、その前の科目試験では「バクーコミューン」についてでした。(二回受けたのです)何かしら参考になれば・・・。

まとめ

非常に面白い内容なので是非とも履修してみてください!
簡単なまとめです。

トルコのイスラム史

トルコのイスラム史は、7世紀にイスラム教が伝来して以来、1500年以上にわたって続いています。その歴史は、様々な王朝や帝国の興亡、異なるイスラム教派の台頭、そして東西文明の融合など、様々な出来事によって彩られています。

イスラム教の伝来

イスラム教は、7世紀にアラビア半島で誕生しました。その後、急速に勢力を拡大し、8世紀には現在のトルコ地域にも伝来しました。当時、トルコ人はテュルク系遊牧民として中央アジアに住んでおり、イスラム教と接触したことで、次第にイスラム教徒へと改宗していきました。

セルジューク朝とアナトリアのイスラム化

11世紀には、トルコ系のセルジューク朝が興り、中央アジアからアナトリア半島へと進出しました。セルジューク朝はイスラム教を積極的に保護し、アナトリア各地にモスクや学校を建設しました。これにより、アナトリアはイスラム教化が進展し、トルコ人はイスラム文化を吸収していくことになりました。

オスマン帝国の成立と繁栄

13世紀には、セルジューク朝の一支族であるオスマン家が独立し、オスマン帝国を建国しました。オスマン帝国はその後、急速に勢力を拡大し、16世紀には東欧や北アフリカ、中東の大部分を支配下に置きました。オスマン帝国はイスラム教国家として繁栄し、独自の文化や芸術を発展させました。

オスマン帝国の衰退と近代化

19世紀に入ると、オスマン帝国は徐々に衰退し始めました。欧米列強の台頭や民族主義の高まりにより、オスマン帝国は領土を失い、政治的にも経済的にも弱体化していきました。20世紀に入ると、オスマン帝国は第一次世界大戦で敗戦し、解体されました。

トルコ共和国の成立と現代

オスマン帝国の解体後、1923年にトルコ共和国が成立しました。トルコ共和国は、近代国家として民主主義と法治主義に基づいた体制を築き上げました。近年では、トルコは経済成長を遂げ、国際社会における存在感を増しています。

トルコのイスラム史における重要人物

トルコのイスラム史には、様々な重要人物が登場します。以下は、その中でも特に重要な人物です。

  • メフメト2世: オスマン帝国の第7代スルタン。コンスタンティノープルを征服し、東ローマ帝国を滅亡させた。
  • スレイマン1世: オスマン帝国の第10代スルタン。オスマン帝国の黄金時代を築いた。
  • ムスタファ・ケマル・アタテュルク: トルコ共和国の初代大統領。オスマン帝国の伝統を廃し、近代国家としてトルコを再建した。

トルコのイスラム史の重要性

トルコのイスラム史は、単にトルコの歴史であるだけでなく、イスラム世界全体の歴史としても重要です。トルコは、イスラム教の伝来以来、重要な役割を果たしてきました。また、オスマン帝国はイスラム史上最も強力な帝国の一つであり、その文化や芸術は世界に大きな影響を与えました。

科目試験の結果がわかればまた書きます!

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