皆様、お疲れ様です!学習は進んでいますでしょうか?私は仕事に振り回されて全然進んでいないのです。このままだと全然卒業ができないなーという焦りを感じるくらい進んでいないのです。取り急ぎ、興味がある分野のテキストやら参考文献を読んでまずはレポート書いて提出しなくちゃ!という気持ちは持っています。今回は史学概論に取り組んでみました。史学を希望している私としては、好きな分野の科目になります。
科目名 | |||
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史学概論 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第2類 | 単位 | 2 |
キャンパス | – | 共通開講学部 | – |
設置年度 | 2022 | 授業コード | T0EA004701 |
講義要項
歴史学は、実証と構想を繰り返しながら営まれる総合的な学問としての性質を有している。「史学概論」は、総合の科学としての歴史学の特性・理論・方法・分類、史料の特質、歴史観の歴史、歴史の事実認識や解釈の問題、歴史学と他の学問領域との関係、歴史補助学の種類などを学び、歴史叙述の意味と役割について考えるための概説的な科目である。それは、歴史を学ぶための入門であると同時に、歴史研究に携わる人にとって常に顧みられるべき重要な理論的諸問題を含んでいる。従って、本科目の主要な目的としては、歴史学の特徴を総合的に検討することによって、自己の歴史研究の成果を、卒業論文という形で執筆する際に必要な理論・方法・基礎概念などについて把握することが挙げられる。指定教科書の構成は次の通りである。
第一章 歴史の記述と理論
第二章 二つの歴史理論
第三章 歴史観の構造
第四章 歴史の歴史
第五章 歴史における自由と必然
第六章 歴史の理解と説明
第七章 歴史における文化の問題
あとがき
テキストの読み方
テキスト並びに参考図書を熟読し、何が問われているのかについてよく理解することがレポート作成に必要である。その際に難解だと感じた箇所については、歴史学に関する事典・辞書・概説書などを用いて、可能な限り理解するための努力を行ってください。さらに、それを通して知的刺激を受け、自由意志で自己の関心を広げ、それと関連した文献を調べて、より多くの書籍を講読してほしい。
履修上の注意
「史学概論」に関わる文献だけではなく、歴史全般に関する概説書・研究書を積極的に講読してください。
関連科目
文学部第2類のすべての専門教育科目
成績評価方法
科目試験による。
参考文献
・E. H. カー著/清水幾太郎訳『歴史とは何か』(岩波新書、2003年)。
・遅塚忠躬『史学概論』(東京大学出版会、2010年)。
・林健太郎『史学概論』(有斐閣、1970年)。
・増田四郎『歴史学概論』(講談社学術文庫、1994年)。
・マルク・ブロック著/松村剛訳『歴史のための弁明』(岩波書店、2004年)。
・西村貞二『ブルクハルト』(清水書院、2015年)。
・竹岡敬温『「アナール」学派と社会史─「新しい歴史」へ向かって』(同文舘出版、1990年)。
・二宮宏之『マルク・ブロックを読む』(岩波書店、2005年)。
・ヨハン・ホイジンガ著/里見元一郎訳『文化史の課題』(東海大学出版会、1978年)。
・ユルゲン・コッカ著/仲内英三・土井美徳訳『社会史とは何か:その方法と軌跡』(日本経済評論社、2000年)。
・弓削達『歴史学入門』(東京大学出版会、1986年)。
・ゲオルク・G・イッガース著/中村幹雄他訳『ヨーロッパ歴史学の新潮流』(晃洋書房、1986年)。
・ジョナサン・ハスラム著/角田史幸・川口良・中島理暁訳『誠実という悪徳 E. H. カー1892-1982』(現代思潮新社、2007年)。
レポート作成上の注意
レポート作成の際には、単にテキストや参考文献を書き写すのではなく、自分の言葉でわかりやすく表現してください。様々な事柄を論理的に整理し、段落分けを行ってください。また、どのような文献を用いて文章を作成したのかについてわかるように、参照した文献とその頁数を注の中で明記してください。他人の説の引用と自分の考えの区別が明瞭にわかるように気をつけて、執筆してください。手書きでレポートを作成する場合には、読みやすい字で書くように常に心がけてください。
レポート作成をしてみて
レポートはブローデルの歴史入門に関してでした。↓にも記載しているのですが、ある意味概要書なのですが難解な部分もあり読み進めるのに時間を要しました。
とはいえ、ブローデル関連は論文も多いので参考文献探しは特に問題なく進めることができたので理解が進みました。ヒィヒィ言いながら作成し提出したレポートは何とか合格を頂いたので、あとは試験ですね・・・。試験はいつ受けれることやらです。試験受けて結果がでたらまた更新しますね!
試験結果
なんとか合格を頂きました!とはいえ、C判定でした!
評価としてはCを頂いている学生がかなり多い科目だそうです・・・。
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