【慶應通信】西洋史特殊 地域研究 ロシア メモ書き6

学び

皆様、お疲れ様です!テスト向けにちょっとメモ書き保管しようと思います。

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ヤルタ会談:1945.2.4-11

・ポーランド政府問題
ソ連:共産主義者の「ルブリン委員会」を臨時政府に、「安全保障」の問題
イギリス:自由選挙による政権(亡命政権と妥協)、「名誉」の問題
アメリカ:同上
・ポーランド国境問題:独ポ国境をどうするか?
ソ連:西ナイセ川
イギリス:東ナイセ川
アメリカ:イギリスが同調求める
この後、ポーランドの「挙国一致内閣」(若干の亡命政治家を含む)を選挙前に米英は承認、共産党側が権力握る

ヤルタからポツダムへ:日本敗戦への道

(a)ヤルタの極東密約条項(1945.2)
米・英:ソ連を対日戦に巻き込みたい(米・英の犠牲者を減少させられる)
千島列島の帰属:「千島列島」の範囲
(b)アメリカ内部の動き
無条件降伏を巡る駆け引き/ソ連参戦を望むか?
無条件降伏派:日本に無条件降伏を押し付ける(日本が再び軍国主義に走らないように、全面改造する権限を得る)
和平派:無条件降伏の内容を緩和(日本は徹底抗戦する、日本に戦後立ち直る余地を与えて、ソ連に対する牙城にする)
(c)日本
軍部:徹底抗戦
保守派:和平、ただし方針定まらず
(米英とソ連の関係悪化に期待する、ソ連仲介派、一撃平和論など)
(d)ソ連
日本敗戦をにらみ、中国における旧日本権益の獲得を狙う
対日戦の理由を作り(日ソ中立条約をいかに合理的に破るか?)
米英に参戦の依頼を受けるのが一番
日本に対しては、戦争準備のための時間稼ぎ
(e)ポツダム会談(1945.7.17-8.2)
背景:イタリア、ムッソリーニ失脚(1943.7)
ドイツ、降伏(1945.5)(転機、スターリングラードの攻防戦)
日本:ソ連に和平仲介してもらいたい
米ソせめぎあい
アメリカ:原爆開発の成功→ソ連参戦は必要なし
→日本が原爆を落とす前に降伏してもらっては困る→無条件降伏がやや硬化
ソ連:対日戦依頼されるつもりも、失敗→参戦を可能な限り急ぐ
(f)原爆、ソ連参戦、日本敗戦
広島に原爆投下(1945.8.6)
ソ連対日参戦(8.9)
日本降伏のポツダム宣言受諾決定(8.9)、14日再度決定、15日玉音放送
※原爆とソ連参戦のどちらかが決定だったか?

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