皆様、お疲れ様です!学習は進んでしますでしょうか?今回は慶應義塾大学の科目の都市社会学についてです。
科目名 | |||
---|---|---|---|
都市社会学(L) | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | テキスト科目 |
科目種別・類 | 第1類 | 単位 | 2 |
キャンパス | – | 共通開講学部 | – |
設置年度 | 2022 | 授業コード | T0EA010502 |
講義要綱
本科目は、都市社会学の基本的な考え方を学ぶことをつうじて、都市社会現象を社会学的に理解する力を養うことを目的とする。
テキストにしたがい、つぎのような構成で議論をすすめてゆく。序章では「都市社会学の問い」を定式化する。第Ⅰ部「都市化とコミュニティの変容」では「都市はなにを生みだすか」という問いの軸にそって、「都市社会学の始まり」「アーバニズム」「都市生態学と居住分化」「地域コミュニティ」「都市と社会的ネットワーク」について論じてゆく。第Ⅱ部「都市の危機と再編」では「なにが都市を生みだすか」という問いの軸にそって、「都市圏の発展段階」「情報化・グローバル化と都市再編」「インナーシティの危機と再生」「郊外のゆくえ」について論じる。第Ⅲ部「時間と空間のなかの都市」では「いかに都市とかかわるか」という問いの軸にそって、「都市再生と創造都市」「文化生産とまちづくり」「アジアの都市再編と市民」「ボランティアと市民社会」「都市の防災力と復興力」について論じる。
テキスト
松本康編『都市社会学・入門』有斐閣、2014年
テキストの読み方
テキストについては、全部の章を正確に熟読してください。コラムまで試験の範囲に入ります。
履修上の注意
持ち込み不可ですので、内容について自分でまとめてください。単にキーワードの暗記だけでなく、内容を論じる問題になります。
成績評価方法
科目試験による。
参考文献
各章の終わりに掲載されている文献を参考にしてください。他に次のようなテキストも参考になります。
・町村敬志・西澤晃彦『都市の社会学』有斐閣、2000年
・吉原直樹・近森高明編『都市のリアル』有斐閣、2013年
・玉野和志編『都市社会学を学ぶ人のために』世界思想社、2020年
レポート作成上の注意
以下の5条件がそろわなければ合格となりませんので、注意してください。
1.テキスト以外に5点以上の参考文献を用いること。
2.字数は3600字以上4000字以内(注を字数に含む。参考文献リストは字数に含めない)。
3.論述は社会学的視点からなされること。
4.注をつけること。
5.参考文献リストを作成すること。
受けてみて
私は仕事上、都市計画・都市再編的なことにも参加したことがあるのですが単純に建物などの部分しか考えてこなかったです。が、しかしこの科目を受けてみて、それでは不足であるということがよく分かります。最近は地方の再生やら町おこしみたいなものが多々あるのですが、当初は成功事例と挙げれていたものも蓋を開けてみると老人たちの層には街中で済む構成に再編は正解なのですが、車を所有して子供を育てている層には必ずしも政界ではないみたいなところもあります。当たりまえですが、住民すべてが満足いく施策が打てるわけではないのですが、どの視点で計画を推進していくのか?が重要だと思います。あと、あるあるなのですが予算には限りがあるので何を優先させるのか?だと思います。それに対して、合理的な判断やアプローチを考える良いヒントになる科目だと思いました。
※ 何とか合格を頂きました!単位が取れて良かったです!
コメント