皆様、お疲れ様です!今回、慶應通信のE-スクーリングにて科目を選択したのはイギリス文学です。前回はスクーリングを中途半端にしか受けれなくてD判定を頂いてしまい、今回はリベンジになります。
科目名 | |||
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イギリス文学 | |||
担当教員名 | |||
松田 隆美 | |||
科目設置 | 文学部専門教育科目 | 授業形態 | 秋期メディア授業 |
科目種別・類 | 第3類 | 単位 | 2 |
キャンパス | – | 共通開講学部 | – |
設置年度 | 2022 | 授業コード | M2212 |
授業科目の概要
イギリス文学最初の古典とされるジェフリー・チョーサー(1340年頃~1400年)『カンタベリー物語』はロマンス、笑話、聖人伝、寓話など、実に様々なジャンルの話で構成された物語集です。その多様な物語世界について、中世イギリスの文学史、書物文化史、美術史、宗教史などの視点から考察して、ヨーロッパ中世文学の世界観、チョーサーの文学観について考えます。
授業科目の内容
第1回講義内容
イントロダクション
第2回講義内容
ジェフリー・チョーサーと14世紀のヨーロッパ文学
第3回講義内容
『カンタベリー物語』の写本と言語 /『カンタベリー物語』の構造と「総序の歌」
第4回講義内容
中世と古代――「騎士の話」
第5回講義内容
さまざまな笑い――「粉屋の話」
第6回講義内容
賢い女性と男たち――「バースの女房の話」、「学僧の話」
第7回講義内容
教会関係者と誤読――「免償説教家の話」
第8回講義内容
奇蹟と驚異――中世におけるファンタジー――「騎士の従者の話」、「郷士の話」
第9回講義内容
悲劇をめぐる必然と偶然――「女子修道院長の話」
第10回講義内容
『カンタベリー物語』の終わりの感覚とチョーサーの作者・作品観
第11回講義内容
『カンタベリー物語』のその他の話
第12回講義内容
総括
成績評価方法
科目試験の結果、課題(レポート・小テスト)および授業の視聴状況による総合評価
テキスト(教科書)※教科書は変更となる可能性がございます。
『チョーサー カンタベリー物語-ジャンルをめぐる冒険』/松田隆美 慶應義塾大学出版会 2019
オンライン授業システム内で配布する
授業期間中、K-LMS(Canvas LMS)上で指示する
受講上の要望、または受講上の前提条件
配付資料や参考文献等の情報を必要に応じて予習する。
受講上の前提条件は特にない。
課題(レポート・小テスト)
それぞれ1回ずつ実施。E-スクーリングの所定の画面にて、10月下旬と11月中旬に締切日と課題内容をお知らせいたします。
受けてみて
松田先生の熱い語りがとても印象的な授業です。テキスト本はきちんと丁寧に読んでおくことをお勧め致します。正直、この授業を受けないとチョーサーをジックリと読むことはなかったと思います。
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