皆様、お疲れ様です!お元気でしょうか?今回は『Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』を読みました。何かの記事でお勧めしていたので読んでみました。
著者概要
クリスティーン・ポラス
クリスティーン・ポラス
ジョージタウン大学マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授
活気ある職場を作ることを目的とし、グーグル、ピクサー、国際連合、世界銀行、国際通貨基金、米労働省・財務省・司法省・国家安全保障局などで講演やコンサルティング活動を行う。
その仕事は、CNN、BBC、NBC、MSNBC、CBS、ABC、『タイム』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『フィナンシャル・タイムズ』『フォーブス』『フォーチュン』『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』など、世界中の1500を超えるテレビ、ラジオ、紙メディアで取り上げられている。
ノースカロライナ大学チャペルヒル校ケナン=フラグラー・ビジネス・スクールにて博士号取得。博士号を取得する以前は、スポーツ・マネジメントとマーケティングを行う大手企業IMGに勤務。
共著に『The Cost of Bad Behavior』がある。
Amazonより引用
書籍概要
全米で話題「礼節の科学」、ついに日本初上陸!
MBAで「職場の無礼さ」を研究する著者、20年間の集大成がこの1冊に凝縮!
一流のエリートほど、なぜ不機嫌にならないのか
ビジネスでも、人間関係でも、最強の武器になる礼節の力を徹底解説!
《こんな職場から抜け出したい人必読。あなたもあなたの周りもきっと変わります!》
■些細なことで怒鳴ってくる、上司がいる
■部下が言うことを聞いてくれない
■アルバイトがまじめに働かない
■社長や経営陣が独善的すぎる
■お客さんが横暴なことを言ってくる
■成果を出しても、なかなか出世できない
■ストレスをついつい溜め込み過ぎてしまう
■仕事につながる人脈が築けない
《世界中から、絶賛の声が続々!》
「まさに最高のタイミングで書かれた最高の本だ。すべての人にとっての必読書」―ダニエル・H・ピンク(『モチベーション3.0』著者)
「読んでいて引き込まれる。ちょっとした言動が、いかに人間関係全体に大きな影響を及ぼすかがわかる」―ラズロ・ボック(『ワーク・ルールズ!』著者)
「これほど質が高く、有用で、しかも心に強く訴えかけてくるビジネス書は、ここ何年か読んだことがない」―ロバート・I・サットン(『あなたの職場のイヤな奴』著者)
「読めば、きっと現状を打破し、自信を持って前に進むための助けとなる」―パブリッシャーズ・ウィークリー
《誰でもできる!仕事で成果を出すための戦略をエビデンスに基づき紹介!》
■なぜ、本当にできる人は礼節を重んじるのか
■あなたの礼節をチェックするリスト
■礼節を高めるための方法とは
■まわりの礼節を高めてチームで成果をだす方法とは
■あのマイケル・ジョーダンが大切にする2つの言葉
■世界最高の職場、グーグルが取り組むプログラム
■会社に損害を与える無礼な人の4つの対策不法とは
■「成功の自覚」があなたを強くする
■即レスが正しいとは限らない!生産性を下げるメールとは
Amazonより引用
読んでみて
かなり私に刺さった一冊です。私はコンサルティング業務などで様々なビジネスマンと接することが多いのですが、非上場会社の創業者はある意味サイコパス的な人に遭遇することが多いです。偏りがあるのですが礼節にかなり気を使っている人とそうでない人双方存在していますが、後者の会社はやはり離職率が著しいです。
内容とかぶるのですが、組織とは様々な人間の集合体ですので無礼な人が混在しているだけでも上手く機能しなくなることは安易に想像ができると思います。後、自分が無礼ではないか?ということを振り返る機会を得れたことにとても感謝できた一冊です。自分の対人距離に応じて対応することをマニュアル化した話などが載っているのですが、意識的に行わないとなかなかできないことだと思いますし、そこに気をまわせるか否かが礼節に気を使っているかどうかの別れ道だといえます。
仰々しいことは特に書いてなくて、行うことに自体にはそんなにハードルが高くないといえます。気が使えるかどうかその一点です。様々なシーンでマナーなど重視されるのですが根本にあるのは礼節だと思います。
私の友人が昔話していたのですが、少しの気遣いでビジネスがうまく運ぶのであれば安いものだと。まさにそのことを整理してある本だと感じました。是非とも読んでみてくださいませ。
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