皆様、お使れ様です。仕事関連で久しぶりに金融用語が色々とでているのでメモで整理しておこうと思いちょっと書いておきます。
株式の希薄化とは、増資などによって企業の発行済み株式の総数が増加することで、1株あたりの株式の価値が下がることです。
新株発行などによる増資は企業にとって資金調達の有効な手段となりますが、その結果、株主にとっては1株あたりの配当が減少するなどの不利益が生じる可能性はあります。そのため、株価の低下につながるケースがあり、新株発行などによる自己資本の増強は、既存の株主からはあまり好まれない場合が多いです。
企業が希薄化を防ぐためにできることとして、増資の理由や将来的な見通しなどを株主に適切に伝えることが挙げられます。設備投資やM&Aに伴うものなどで、中長期的な経営業績にポジティブな影響を与えることが想定される場合は、むしろ株価の上昇につながる可能性もあります。そのため、企業サイドに対しては、増資の理由や将来的な見通しなどを株主に適切に伝えることで混乱を防ぐ対応が求められるのです。
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