皆様、お疲れ様です!元気にしていますでしょうか?今回は諸富 徹著「人口減少時代の都市」を読みました。
私の一族のお墓のある場所は、限界集落も限界集落で人の数よりも、イノシシやら獣の数の方が上回っているような場所です。東京などの都市部への人口の集中による弊害、特にストロー効果での労働力の吸い上げについては少なくとも40年くらい前から問題になっていると思います。
加えて日本はどんどん少子化が進み地方の人口減少が著しくなったが、政策的に非常に効果があったものは存在していないと思います。政策どころか無策でここまできたような感じかもしれません。
少子高齢化社会の街で一番の問題はなんでしょう?やはりインフラの維持ではないでしょうか?上下水道維持するには、それなりの人口があり、使用料を徴収し設備維持していかないといけないとか分かりやすい例だと思います。
この書籍で一番のポイントは、「都市財政」、「生活関連社会資本」、「生産関連社会資本」、「都市経済」、「自然資本」の相互作用的最適化について触れていることであると思う。ここらへんのキーワードについて興味がある人は是非ともこの本を手に取って頂きたいです。
どちらにしても、人口減少における影響はかなり問題で既に手遅れ感が否めない。私も故郷がいつも心配です。基本的な生活インフラ維持がかなり苦しい状態に陥りそうです。
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