ネッシー捜索、半世紀ぶり規模で実施 ボランティア数百人参加

オカルト・都市伝説

皆様、お疲れ様です!連日暑いですがいかがでしょう?ネッシー関連のニュースがやってきました!
ネス湖のネッシーは、未確認動物の代表例として世界的に知られ、20世紀最大級のミステリーとして語られてきた存在です。

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ネッシー捜索、半世紀ぶり規模で実施 ボランティア数百人参加

ネッシー捜索、半世紀ぶり規模で実施 ボランティア数百人参加

(リンク先より文章引用しております)

[ネス湖(スコットランド) 27日 ロイター] – 英北部スコットランドのネス湖で26、27日、伝説の未確認生物「ネッシー」の捜索が50年超ぶりの規模で行われ、世界各国から数百人が参加した。

「ザ・クエスト」と名付けられた今回の捜索はネス湖センターが企画し、ボランティアの調査チームと提携して実施。これまでの捜索では使用されたことがない赤外線機器を備えた無人機(ドローン)のほか、水中の音響信号を探知できるハイドロフォンも用いられた。

最も知られるネッシーの写真は1934年に撮影された、首の長い頭部が水面から出ているものだが、60年を経て偽物だったことが判明。探索はそれ以降も数多く行われてきたが、失敗に終わっている。

学生時代にネッシーに関心を持ち、課題の作文も書いたという米国人ボランティアは、それから20年たって今回捜索のことに耳にし、参加してみたとコメント。ただ、ネッシーが存在するという証拠は見つかっていないと話した。

ネッシー

ネッシー(英: Nessie)は、イギリス、スコットランドのネス湖で目撃されたとされる、未確認動物「ネス湖の怪獣 (Loch Ness Monster、ロッホ・ネス・モンスター)」の通称。未確認動物の代表例として世界的に知られ、20世紀最大級のミステリーとして語られてきた。

記録として残されている最古の記録は西暦565年、アイルランド出身の聖職者コルンバの生涯に関する伝記中で言及された、ネッシーの発見報告である。当時コルンバは、スコットランド北部の異教徒へのキリスト教布教活動を精力的に行っており、その半ばイギリス最大の淡水湖であるネス湖でネッシーと遭遇したという。以来、多くの発見報告がなされてきた。特に1933年以降、ネス湖で多くの目撃例が報告され、写真や映像が公表されてきた未確認動物。「ネッシー(Nessie)」の通称は世界的に使われるが、日本においては特にこの名が浸透している。科学の進歩で謎や不思議の少なくなった20世紀において、未確認飛行物体と並ぶ最大級のミステリーとして語られてきた。その正体については諸説が提唱されてきた。目撃談や写真に捉えられた形状から、恐竜時代に栄えた大型水棲(すいせい)爬虫類である首長竜プレシオサウルスの生き残り、あるいは世代を経て進化した姿という説が、古くから最も知られている。太古に絶滅したとされる大型獣が生存していたとすれば大きなニュースであり、ロマンをかき立てられる話題でもあることから、期待を込めて支持を集めてきた面もある。他には竜脚類の生き残り説や魚類説など、多数ある。しかし、目撃証言や写真・映像の多くが、既知動物(鰻やアルパカ)や船舶、流木、航跡、または波動など自然現象の誤認であるか、あるいは捏造(ねつぞう)と判定され、大型獣が生存している可能性を否定する動物学者は多い。

目撃史

史上最古の記録は、690年頃にアダムナーンが書いた聖コルンバの伝記『聖コロンバ伝』(VitaColumbae)とされる。文中でアダムナーンは、565年に目撃されたネス川の怪物のことについて記述している(なお、ネス川はネス湖に直接接続していない)。ただしこの伝記はコルンバの死後、その事績について箇条書き的に羅列しただけのもので日付も時系列も曖昧なため、当時の出来事を正確に記したものではない。

 目撃例が飛躍的に増えたのは1933年以降で、これはネス湖周辺の道路がこの頃整備されたためとされる。同年5月、湖畔でホテルを経営するマッケイ夫妻による目撃談が新聞報道され、話題を呼んだ。なお、これは『キングコング』がスコットランドで公開されたわずか4日後であった(同作にはネッシーと特徴が共通する竜脚類が登場する)。11月にはヒュー・グレイによる最初の写真が撮影、公表された。1934年4月にはいわゆる「外科医の写真」が『デイリー・メール』紙に掲載され、大きな反響があった(1990年代になって、前述のマッケイ夫人による、グレイ写真以前の撮影とされる写真が公表されている)。

 その後も現在に至るまで多くの目撃例があり、写真や映像も撮影されてきた。1951年のラクラン・スチュアートによる写真は、ネッシーの背中の三つのコブと思しき物体が捉えられており有名である。1955年、P・A・マクナブ撮影の写真は、湖岸のアーカート城跡が写り込んでおり、それとの比較でネッシーの大きさが、湖面に出ているだけでも10 – 15メートル以上と推測できる貴重な写真とされる。 映像では1960年、著書『ネス湖の怪獣』(大陸書房)で知られるネッシー研究家ティム・ディンスデールにより撮影された、対岸に向かって泳ぐネッシーを捉えたとされるフィルムが有名。また、1975年にボストンの応用科学アカデミー研究チームにより撮影された、ネッシーのほぼ全身と、頭部のアップを写したとされる水中写真は世界的なニュースとなった。 目撃例や写真は、水面に頭部や背中のように見える突起物が移動するところや、湖畔を巨大な姿で移動するもの、更には陸上に上がったところなど、さまざまである。このため、普段は水中に住むが、時々水面に頭などを出すのではないかとの説もある。サッチャー政権下のイギリスでは、ネッシーの保護が検討されていたともいわれる。 2005年3月頃、ネス湖の湖畔で、シカの死体とともに長さ10センチメートルほどの牙状のものが見つかっており、一部ではこれをネッシーの牙として、なおも存在を信じる人々がいる。

「外科医の写真」とその真相

ロンドンの外科医(実際は産婦人科医)、ロバート・ケネス・ウィルソンは、その主張によると、1934年4月の早朝、友人と共に鳥の写真を撮りにネス湖を訪れ、突然湖面に現れたネッシーを、持っていたカメラで撮影した。
 この写真は『デイリー・メール』紙に掲載され、「外科医の写真」と称されて話題を呼んだ。岸が写っておらず、ネス湖を撮影したという確証はなかったが、首長竜を思わせる長い首が写されており、長らくネッシーの代表的写真として知られてきた。外科医の写真。長らくネッシーの代表的写真として知られていた。

 しかし1993年11月、クリスチャン・スパーリングが死の間際に、この写真がトリックであったと告白した。告白によると、首謀者は彼の養父マーマデューク・ウェザラルであり、彼らは、自ら発見したネッシーの足跡を偽物と判定された意趣返しに、おもちゃの潜水艦に30センチメートルほどのネッシーの首の模型を付けた物を撮影したという。そして、知人であるウィルソンの医師という社会的地位に目をつけ、偽証を依頼したとのことである。エイプリルフールのジョークのつもりだったが、世界的な話題になったことで引くに引けなくなったとのことである。

 この告白は翌1994年3月、イギリスの『サンデー・テレグラフ(英語版)』紙に掲載された。なお、スパーリングの告白以前からこの写真はネッシー肯定派からも証拠としての価値へ疑問が提示されていた。「外科医の写真」は、既に1960年代より、写真に写る波の大きさや形状から、被写体が大型生物ではなく、数十センチメートル程度の物体であることが指摘されており、水鳥やカワウソの尾の誤認説が唱えられてきた。また1980年代には、研究者により、対岸が写った元の写真が発見された。これにより被写体が実際に小さかったことが証明されたのみならず、公表者が被写体の小ささを隠すために、意図的にトリミングした写真を公開した疑いも指摘された。

研究・議論

20世紀後半には、それまで水中に生息していたとされていた竜脚類の大型恐竜は実際には陸生であったらしいことが明らかにされ、ネッシーがアパトサウルスやディプロドクスなどの生き残りである可能性は薄らいだ。また、有力な証拠とされてきた写真が捏造であることが当の報告者から告白されたり、大規模な確認調査が失敗に終わるなどしている。 イギリスの鳥類学者ピーター・スコット(英語版)は、1975年の水中写真撮影を受けて、ネッシーに対してNessiteras rhombopteryxという学名を与えている。 2004年、イギリスのパートン海岸に謎の生物の死骸が漂着し、その姿がネス湖のネッシーを彷彿させるため話題を呼んだ。漂着した死体は生物としては比較的小柄で、俗にミニ・ネッシー、ベビー・ネッシー、ミニ・ネス湖の怪物 (the Mini Loch Ness monster) と呼ばれて注目を集めた。 2006年に、1930年代初期頃にネス湖近辺の地域で頻繁にサーカスが行われていたこと、その動物たちは休息を理由に立ち寄ることが多かったことを根拠に、ネス湖周辺の人々が「サーカス団のゾウを謎の巨大生物と見間違えたのではないか」という説が、イギリスの古生物学者クラークによって唱えられた。 他に、北海からネス川をさかのぼったチョウザメやウナギ、湖面の波や流木などの説もある。チョウザメは、大型のものでは体長3メートルにもなり、ネス川河口で目撃された例がある。湖面の波については、地元の船乗りにはネス湖は強い南西風によって潮目のような線状の長い波が立つことが知られている。こうした波、あるいはボートの航跡が、時にネッシーの航跡、あるいはネッシーのこぶとして目撃されたと思われる。実際、ネス湖をよく知るネス湖の船乗りからはネッシーの目撃例はほとんどなく、目撃例の多くは旅行者や、ボートに乗らない湖岸の住人からである。また、周囲の川から流れ込む流木はラングミュア循環(英語版)現象で湖の中心部に集まるが、夏から秋にかけては、南西風によって静震現象が発生し、流木を風上方向に流す。風下から風上に流れる流木が高速で移動する生物のように見える。

否定的見解

 これまでの科学調査の結果に、大型爬虫類(あるいは動物)の存在を肯定するものはない。 ネス湖の地域は約11,000年前(最終氷期)まで氷河に覆われており、ネス湖ができたのはその氷河が溶けてからである。そのため、約6550万年前に絶滅したとされる首長竜等の大型爬虫類がネス湖で生き残っているということは考えられない。 ネス湖が海とつながって大型爬虫類がネス湖に住み着いたという仮説があるが、1994年のボーリング調査による地層の詳細探索で、ネス湖地域の氷河が溶け出して以降に海水がネス湖に入り込んだ痕跡は皆無。湖底に海へつながる洞窟があるという説もあるが、標高の差によって強力な水流が発生するため、海の生き物がその流れに逆らって泳いでネス湖まで到達するのは困難である。 周囲の川から泥炭が流れ込むネス湖では透明度がわずか3メートル程しかなく、食物連鎖の底辺となる植物性プランクトンが極めて少ない。それを裏付けるようにネス湖の魚類は湖の規模からすると非常に少ない。ネス湖全体で17 – 24トン程度の魚類しか生息していないと見られ、この漁量では体重200キログラムを超える大型肉食海獣なら10頭程度しか生息できない。ましてや体長10メートルを超えるような生物の存在確率は無に等しい。 爬虫類が繁殖するには最低でも30 – 40頭の個体数が必要となる。また爬虫類は肺呼吸である。したがってネッシーが爬虫類であるなら、30 – 40頭の個体が呼吸のために頻繁に湖面に顔を出すことになり、目撃例は非常に多くなるはずである。「謎の生物」にはなり得ない。 1987年の大規模なローラー作戦を始めとするソナー調査でも、大型生物は発見されていない。湖底にネッシーの巣となる洞窟があるという説もあるが、石灰層などと異なり、地質学的に洞窟があることは考えられない。ネス湖はグレート・グレン断層の地溝帯であり、氷河による浸食でU字型に形成された。岩盤は非常に堅い。実際、水中カメラによる湖底探査でも、湖底はほぼ平坦で、洞窟ができるような地形ではなかった。 これまでネッシー実在の有力証拠と言われたフィルム、ビデオ、写真に関しては、21世紀になってからコンピュータによる解析などによる再調査が進み、いずれも、ボートの航跡、群れをなした水鳥、ボート、流木、あるいは小さな影(巨大生物の影と思われたものが、地形や背景の調査によって巨大生物ではなく実は小さな影であることが確認された)であることが確認された。 現生の爬虫類はウミガメやウミヘビ、ワニなど、いかに水中生活に適応したものであっても、産卵、孵化は必ず陸上で行わなければならない。ネス湖の周辺にそのような大型の爬虫類が産卵できるような陸地は存在しない(ただし近年、首長竜は化石の体内から胎児の骨が発見され、胎生であったことが裏付けられた。また魚竜に関してはより早くから胎生であったことが知られている)。

ネッシーはロマンだよね

 自分が子供ころに「謎の百科事典」という本がありました。この中にネッシーの話にはワクワクドキドキしたものです。

ネッシーの正体については、古生物の首長竜プレシオサウルスの生き残り、または巨大なサメやイルカ、または湖底に沈んだ船舶や岩など、さまざまな説が提唱されてきました。しかし、これまでのところ、ネッシーの存在を裏付ける決定的な証拠は発見されていません。

私としては、ネッシーの存在は、まだ否定も肯定もできない、あくまでも未知の可能性として残されていると考えます。

ネッシーの存在を裏付ける根拠としては、1934年に撮影された「ネッシー・ショット」と呼ばれる写真が挙げられます。この写真は、ネス湖に浮かぶ、首長竜のような巨大な生き物の姿を捉えたものとされています。しかし、この写真は、偽造された可能性も指摘されており、決定的な証拠としては認められていません。

また、ネッシーの目撃情報は、19世紀から数多く報告されています。しかし、これらの目撃情報は、いずれも曖昧なものであり、信憑性に欠けるものも少なくありません。

一方、ネッシーの存在を否定する根拠としては、ネス湖の水質が非常に濁っていることが挙げられます。ネッシーが存在するとしても、湖の濁りによってその姿を見ることは困難であると考えられます。また、ネス湖は、深さ230メートルを超える深い湖であり、ネッシーが存在するとしても、その生態はほとんど分かっていません。

このように、ネッシーの存在は、まだ多くの謎に包まれたままです。今後も、さらなる調査や研究が進められることで、ネッシーの真相が明らかになるかもしれません。

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