南極に行った三毛猫のたけし、ぬいぐるみに…昭和基地で写真撮影

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南極に行った三毛猫のたけし、ぬいぐるみに…昭和基地で写真撮影
(リンク先より文章、画像を引用しています)

 かつて南極地域観測隊に同行した猫・たけしとそのぬいぐるみを昭和基地で撮影した写真が、国立極地研究所南極・北極科学館(東京都立川市)のホームページ(HP)の特設コーナー「たけしの見た南極いまむかし」で紹介されている。撮影に使われたぬいぐるみはフェルト製で、生きている本物の猫と見間違うほど精巧に作られている。山梨県出身の人形作家・荻原弘子さんが製作し、2019年に同県立博物館で開かれた猫に関する企画展で展示された後、同科学館に寄贈された。

昭和基地で生活したたけし(左)と、フェルトで作られたたけし(右)=国立極地研究所提供
昭和基地で生活したたけし(左)と、フェルトで作られたたけし(右)=国立極地研究所提供
第1次の副隊長に抱かれるたけし(左)と、第61次隊の隊長に抱かれるフェルトで作られたたけし(右)
第1次の副隊長に抱かれるたけし(左)と、第61次隊の隊長に抱かれるフェルトで作られたたけし(右)

 

 これを第61次南極地域観測隊(2019~21年)が南極へ持って行き、約60年前に撮影されたたけしの姿と同じアングルで撮影。特設コーナーでは、たけしが基地の一角でたたずむ様子や隊長の腕に抱かれる姿など、昔と現在の2枚1組で並べられている。

 たけしが貨物用コンテナの上に座る姿の写真は、コンテナが木製から金属製に変わっており、観測隊の装備が近代化していった変遷もうかがえる。それぞれの写真には「ここでいつもご飯を食べたにゃ」「隊長とは昔も今も仲良しにゃ。ごろごろ……」といった言葉も添えられている。

 写真は、HPの「おうちで極地」で紹介している。同科学館では、HPに掲載していない写真や、フェルト製たけしの実物も展示中。感染拡大防止のため、毎週金曜日の午前10時半と午後2時、事前予約制で各3組(1組は3人まで)受け入れている。予約はHPで受け付けている。

 ◆たけし=1956年、第1次南極地域観測隊が出発する時、雄の三毛猫は縁起が良いとして、安全祈願で南極へ連れて行かれた。昭和基地で越冬し、帰国後は隊員に引き取られたが、姿を消してしまったという。現在、南極への動植物の持ち込みは禁止されている。

(リンク先より文章、画像を引用しています)

 たけしちゃんは、1956年第一次越冬隊が港から旅立つ時にあるひとりの女性が「オスの三毛猫は、公開のお守りに縁起がいいので、どうぞ連れて行ってください」と隊員に渡したのがこねこのたけしちゃんだったとのこと。南極では、あのタロとジロとも一緒に暮らしていたようです。オスの三毛猫はかなり珍しいので縁起物として越冬隊に贈呈したんでしょうね。どれくらい珍しいかというと三毛猫のオスが生まれる確率は、1/30000と言われているようです。


参考
三毛猫のオスはなぜ珍しいの?

三毛猫ちゃんに憧れてる・・・。夏目友人帳にでてくるニャンコ先生的なほんわかなイメージがあります。

あと昭和基地には1976年、第17次南極観測隊とともに赴任したペコちゃんがいるんですよね。みんなからは昭和タケ子と呼ばれていたと記憶してます。
南極に行ってみたいなあー。ニャゴニャゴ!





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