猫の種類による好発疾患 

 かなーり以前にブログに書いたことがあるのですが、猫の種類による好発疾患について今一度書こうかと。

好発疾患とは、『かかりやすい病気』ということです。

猫の種類によってかかりやすい病気があるのです。

 例えば、うちのヨシカゲちゃんはロシアンブルーの血が流れているのです。ロシアンブルーの好発疾患として挙げられるが「腎不全」「尿石症」なのです。現在、ヨシカゲちゃんが苦しんでいる病気がズバリ当てはまってしまいます。

 次にうちの梵天丸ちゃんはチンチラなのですが、この猫種は眼瞼内反症や流涙症などの目の病気にかかりやすい傾向があります。目のケアが大事になってきます。また多発性嚢胞腎にかかりやすいとされています。これは嚢胞という水がたまった袋が腎臓内にできてしまい、腎機能障害を引き起こしてしまいます。これになってしまうと、ヨシカゲちゃんと同じで慢性的な腎機能低下した猫と同じ対処が必要になってきます。

 最後にももちゃんです。ももちゃんはノルウェージャンですが、この猫種は、血液系の病気というかショックがあるようです。故に輸血時の反応に注意だとのこと。また糖原病に注意です。糖原病とはグリコーゲン代謝経路での障害で、肝臓や筋肉などの組織にグリコーゲンが異常に蓄積され空腹時低血糖や高コレステロール血症などになるようです。ノルウェージャンだと6型とのことなので、低血糖や肝硬変注意だと。

 基本的にかかりつけの獣医さんやペット保険加入時に聞いてみると、猫種ごとの好発疾患については教えてもらえると思います。かかりやすい病気の傾向が、最初から分っていれば、ごはんの選定など日頃の健康への対処がしやすくなります。
 英語ですがブリーダーさんが読んでいる種別ごとの病気傾向の書籍もあります。

 ペットも家族と一緒なので、常日頃から健康には気を付けてあげたいですね。病が進行してからではやはり遅いので、傾向から早めの対処が求められると思います。

ニャゴニャゴ!



 

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