皆様、お元気でしょうか!猫愛が止まらない私です。今日も今日とて、愛してやまない我が家の長女、ノルウェージャンフォレストキャットの「ももちゃん」への愛を語らせてください。
ふさふさの銀霜毛をまとい、まるで森の妖精のような美しさを持つももちゃんも、気がつけば人間でいうと古希を迎える14歳。初めて出会った頃(被災地から引き取ったころ)は、子猫だったのに、時の流れは本当に早いものです。
最近のももちゃんは、若い頃のような活発さこそ影を潜めましたが、その存在感はますます深みを増しています。ゆっくりとした足取りで日向を探し、お気に入りの場所で静かに過ごす時間が増えました。かつては、私が少しでも動くと「遊んで!」とばかりに飛びかかってきたももちゃんも、今は穏やかな眼差しで私を見つめ、喉をゴロゴロと鳴らすことが何よりのコミュニケーションです。
老猫との暮らしは、若い猫とのそれとはまた違った、特別な温かさに満ちています。かつては予測不可能だった行動も、今はルーティンとなり、その小さな変化に気づくことが、私たち家族の喜びとなっています。朝、私が起きる少し前に、寝室のドアの前で控えめに鳴く声。日中、陽だまりの中でうたた寝をする、丸く愛らしい姿。夜、私の膝の上で安心して眠る、温かい重み。どれもが、かけがえのない宝物のような時間です。老猫はあんまり動きがないので動画向きではなくなります(笑)

14歳という年齢は、人間と同じように、ももちゃんにも様々な変化をもたらしました。毛並みの艶は少し落ち着き、瞳の色も深みを増しました。若い頃は軽々と飛び乗っていた高い場所も、今は躊躇する様子を見せることがあります。食事のペースもゆっくりになり、消化しやすいように工夫したご飯を用意するようになりました。
でも、老いるということは、決して「衰え」だけを意味するわけではないと、ももちゃんを見ていると強く感じます。それは、長い年月をかけて積み重ねてきた、穏やかさ、落ち着き、そして何よりも深い愛情の証なのです。
若い頃は、その美しさに見惚れるばかりでしたが、今の私は、ももちゃんのゆっくりとした動きの一つひとつ、静かに私を見つめる瞳の奥にある感情、そして、時折見せる甘えん坊な仕草に、より深い愛おしさを感じています。それは、共に生きてきた時間の中で育まれた、言葉を超えた絆の深さ故でしょう。
老猫との暮らしで特に大切にしていることは、「無理をさせないこと」、そして「小さな変化に気づいてあげること」です。高い場所に上がりたそうにしていたら、そっと手を貸してあげます。食欲がない時には、色々な種類のフードを試してみたり、温めて香りを立たせてみたり。少しでも元気がないと感じたら、すぐに獣医さんに相談します。
そして何よりも、たくさんの愛情を伝えることを心がけています。優しく撫でる手のひらの温もり、穏やかな声で語りかける言葉、そして、ただ一緒に寄り添っている時間。老猫にとって、飼い主の愛情は、何よりも心強い支えになるはずです。
ももちゃんとの時間は、私にとって人生の宝物です。その穏やかな存在は、私の心を優しく包み込み、日々の喧騒を忘れさせてくれます。老猫を愛でるということは、共に過ごした時間の尊さを改めて感じ、その穏やかな老いを慈しむということ。それは、私たち人間にとっても、人生の豊かさを教えてくれる、かけがえのない経験だと感じています。
これからも、ももちゃんが穏やかで幸せな時間を過ごせるように、精一杯の愛情を注いでいきたいと思っています。そして、このブログを通して、老猫との暮らしの素晴らしさ、そして、共に生きる喜びを、少しでも多くの皆さんと分かち合えたら嬉しいです。
ももちゃんは今日も私の大切な家族。ゆっくりと、穏やかな時間を一緒に過ごそうね。そして、これからもたくさんの愛情を君に送るよ。
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