飼い猫登録制度を検討 高森町 近隣トラブルなど防止狙い
(出典:信毎WEB)
下伊那郡高森町が、飼い猫を巡る近隣トラブルなどの防止・改善を目的に、飼い猫登録制度導入の検討を始めた。議論を促すため、既に登録制度を含む指導要綱案を作成・公表し、来年1月25日まで町民らから意見を募集中。来年度には指導要綱を設けたい考えだ。他県では、猫から希少動物を守るために猫の登録制度を設けている自治体はあるが、県食品・生活衛生課は「県内では把握していない」としている。
町によると、車にはねられるなどして死んだ猫が見つかり、町が回収した件数は昨年度1年間だけで52件。中には飼い猫とみられるものの飼い主が分からないケースがある。また、飼い猫が外でするふん尿や鳴き声を巡ってトラブルに発展し、町に相談が寄せられることも多いという。
こうした背景もあって、高森町は猫の飼育を巡る環境整備に向けて一定のルールが必要と判断し、指導要綱案を作成した。要綱案によると、飼い猫は、種別、毛の色、呼び名、飼い主の住所、氏名などを町に登録。町が発行する登録札を付けた首輪をすることで飼い猫と識別できるようにする。飼い猫が周囲に迷惑を及ぼさないように飼い主が努力することなどを定めている。
登録した猫に対し、去勢や避妊手術の費用を1匹当たり5千円補助する制度も検討している。
県食品・生活衛生課によると、県内で犬に関して寄せられた苦情や相談は昨年度約1300件で減少傾向にあるのに対し、猫は約1500件で微増傾向。高森町を管轄する県飯田保健福祉事務所(飯田市)は、昨年度の猫の収容数が390匹、殺処分数162匹で、県内10保健福祉事務所でともに最多だった。
町環境水道課は「ペットに関してはさまざまな見方がある。いろいろな意見を聞き、皆が快適に過ごせる環境にしていきたい」としている。
(リンク先より引用)
お外を出歩くペットは、事故にあったり迷子になるリスクがいつもついてまわりますよね。20年くらい前にシベリアンハスキーを米国で飼っていたときに、首輪に連絡先などを記載していました。ある時脱走してしまって途方にくれていましたが、その連絡先情報をみて捕まえた人がうちに連れ帰ってくれました。賛否両論あるかもしれませんが、何処のおうちの猫ちゃん、ワンちゃんというのが解るというのも非常に大事だと思います!
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