アロマもNG? 猫の「健康寿命」を損なう「飼い主の7つの習慣」
(リンク先ニュースより抜粋)
アニコム損害保険のペットにかける年間支出調査(2016年)によると、飼い主が1年間で猫にかけた医療費の平均は約3万5千円。 調査対象の猫の平均年齢は5歳ということだから、老猫や多頭飼いとなると医療費はさらに膨らむだろう。それでも、 家族同然の愛猫の不調は放っておけないものだ。 しかし、猫の病気や体調不良のなかには、飼い主の行動に起因するものがあるという。
その筆頭格ともいえるのが「喫煙」だ。 《愛猫家なら改めたい7つの習慣》 【1】喫煙している 【2】完全室内飼いだからと、ワクチンを打たない 【3】喜ぶのでつい、おやつをあげすぎてしまう 【4】炭水化物の多い食べ物を与える 【5】部屋に細かいモノが散らかっている 【6】猫の歯磨きをしない 【7】アロマを焚く
(リンク先ニュースより抜粋)
アニコム損害保険の調査によると、猫にかかる年間の平均医療費は約3万5千円。大切な家族である愛猫の不調には、できる限りのことをしてあげたいと願うのは当然のことでしょう。しかし、驚くべきことに、猫の病気や体調不良の中には、飼い主の何気ない習慣が原因となっている場合があるというのです。
今回は、愛猫の健康を守り、不必要な医療費を抑えるために、今すぐ見直したい「猫の健康を損なう7つの習慣」を詳しく解説します。特に、多くの飼い主が見落としがちな**「喫煙」が愛猫に与える深刻な影響**について、改めて警鐘を鳴らします。
年間医療費3.5万円!愛猫の健康を守るために
アニコム損害保険のデータが示すように、猫の医療費は決して安くありません。特に、高齢になったり、複数の猫を飼っていたりする場合は、さらに経済的な負担が増えることも覚悟しなければなりません。
しかし、それ以上に辛いのは、愛猫が病気で苦しむ姿を見ることです。「もっと早く気づいてあげれば…」「自分のせいで…」と後悔する前に、日々の習慣を見直し、愛猫の健康寿命を最大限に延ばしてあげましょう。
【警告】あなたのタバコが愛猫の命を脅かす!
「まさか、自分のタバコが?」そう思われた方もいるかもしれません。しかし、喫煙は、飼い主だけでなく、同居する猫にとっても非常に有害な行為です。猫は人間よりも体が小さく、代謝能力も低いため、タバコの煙に含まれる有害物質の影響をより強く受けてしまいます。
受動喫煙による猫への主な悪影響
- 呼吸器系の病気: 喘息、気管支炎、肺炎などのリスクが高まります。猫は人間よりも呼吸器系がデリケートなため、わずかな煙でも炎症を起こしやすいのです。
- がんのリスク増加: 肺がん、リンパ腫などの悪性腫瘍の発生リスクが高まると報告されています。
- アレルギー症状の悪化: 皮膚炎、結膜炎などのアレルギー症状が悪化することがあります。
- 口腔内の病気: 口内炎や歯周病のリスクが高まります。
- その他: 食欲不振、下痢、嘔吐などの消化器系の不調を引き起こす可能性も指摘されています。
愛猫は、自分で喫煙の環境を選ぶことはできません。飼い主であるあなたが、タバコの煙から愛猫を守ってあげる必要があるのです。
【見直し】愛猫家のあなたなら改めたい7つの習慣
ニュースで指摘されている、猫の健康を損なう可能性のある7つの習慣を改めて確認し、改善できることから始めましょう。
【1】喫煙している
先述の通り、喫煙は愛猫の健康に多くの悪影響を及ぼします。愛猫の健康を真剣に考えるのであれば、禁煙を強く推奨します。どうしても難しい場合は、換気を徹底する、猫がいる場所では絶対に吸わないなど、最大限の配慮が必要です。
【2】完全室内飼いだからと、ワクチンを打たない
完全室内飼いの猫でも、ウイルスや細菌に感染するリスクはゼロではありません。飼い主が外から持ち込む可能性や、まれに窓や網戸から侵入する可能性も考えられます。ワクチン接種は、猫を重篤な感染症から守るための重要な予防策です。獣医師と相談し、適切なワクチンプログラムに従いましょう。
【3】喜ぶのでつい、おやつをあげすぎてしまう
おやつは、猫とのコミュニケーションを深めるための大切なツールですが、与えすぎは肥満の原因となります。肥満は、糖尿病、関節炎、心臓病など、様々な病気のリスクを高めます。おやつの量や頻度を守り、総合栄養食とのバランスを考えた与え方を心がけましょう。
【4】炭水化物の多い食べ物を与える
猫は肉食動物であり、炭水化物の消化が得意ではありません。炭水化物の多い食事は、消化不良や肥満の原因となることがあります。猫の主食は、高品質な動物性タンパク質を豊富に含む総合栄養食を選ぶようにしましょう。人間の食べ物を安易に与えるのも避けるべきです。
【5】部屋に細かいモノが散らかっている
猫は好奇心旺盛な動物です。部屋に小さなゴミや危険なものが落ちていると、誤って口にしてしまう可能性があります。特に、ボタン、ヘアピン、ビニール片、医薬品などは、猫にとって非常に危険です。部屋は常に整理整頓し、猫が誤飲する可能性のあるものは手の届かない場所に保管しましょう。
【6】猫の歯磨きをしない
歯周病は、口臭の原因になるだけでなく、進行すると歯肉炎や歯槽膿漏を引き起こし、最終的には歯を失う原因となります。また、細菌が血液に乗って全身に広がり、心臓病や腎臓病などの深刻な病気を引き起こす可能性も指摘されています。子猫の頃から歯磨きの習慣をつけ、定期的なケアを心がけましょう。
【7】アロマを焚く
人間にとってリラックス効果のあるアロマオイルの中には、猫にとって有害な成分が含まれているものがあります。特に、フェノール類やケトン類を多く含むアロマオイルは、猫の肝臓で代謝されにくく、中毒症状を引き起こす可能性があります。アロマを焚く際は、猫に安全なものを選ぶか、猫がいる空間での使用は避けるべきです。
【重要】愛猫の健康は飼い主の行動次第
今回のニュースが示唆するように、愛猫の健康は、飼い主の日常的な行動と深く関わっています。「これくらい大丈夫だろう」という安易な考えが、愛猫の健康を脅かすことになるかもしれません。
今一度、ご自身の生活習慣を振り返り、愛猫にとって最高の環境を提供できるよう努めましょう。小さな心がけが、愛猫の健康寿命を大きく左右することを忘れないでください。
もし、愛猫の健康について不安なことや疑問点があれば、遠慮なく獣医師に相談しましょう。専門家のアドバイスは、愛猫の健康を守るための最も信頼できる道しるべとなるはずです。
家族同然の猫ちゃん。健康で長生きしてもらうためにも
色々と気をつけていきたいですね。
ニャゴニャゴ。
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