【猫の闘病記録】愛猫ヨシカゲちゃん、膵炎併発か?難病と向き合う日々の介護と治療の全貌

皆様、お疲れ様です。そして、いつも応援ありがとうございます。黒猫のヨシカゲちゃんが命の危機に瀕してから、あっという間に一週間以上が経過しました。奇跡的に持ちこたえていますが、血液検査の数値は依然として危険な状態が続いています。

困難な抗生物質治療:体質に合う薬が少ない現実

ヨシカゲちゃんは、これまでも体に合う抗生物質が非常に少なく、治療には常に困難が伴いました。今回は特に、腎臓機能の低下も影響しているのか、体内の炎症を示す数値が上昇し、口腔内の炎症も進行して出血箇所が多数見られます。

そこで、これまでの飲み薬タイプの抗生物質に加え、新たに皮下注射による抗生物質投与を行うことになりました。



注射の様子はこちらの動画でご覧いただけます。


今回の注射した抗生物質の医薬品情報


総称名メロペン
一般名メロペネム水和物
欧文一般名Meropenem Hydrate
薬効分類名カルバペネム系抗生物質製剤

効能または効果

○一般感染症<適応菌種>メロペネムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、髄膜炎菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、シュードモナス属、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、バクテロイデス属、プレボテラ属<適応症>敗血症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍、骨髄炎、関節炎、扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む)、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、複雑性膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、眼内炎(全眼球炎を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎○発熱性好中球減少症

今回、経口投与した抗生物質の医薬品情報

お薬の名称:ファロペネム

作用と効果

細菌などの増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。
感染症の治療に用いるペネム系の抗生物質です。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

スポンサーリンク

投与してみて

 今回注射した抗生物質は、総称名「メロペン」(一般名:メロペネム水和物)というカルバペネム系の抗生物質製剤です。非常に幅広い細菌に有効で、敗血症や肺炎、腹膜炎など、多岐にわたる感染症に適応があります。

同時に経口投与している抗生物質は、**「ファロペネム」**というペネム系の抗生物質です。こちらも皮膚感染症や呼吸器感染症など、広範囲の感染症に用いられます。

治療の成果と新たな懸念:膵炎併発の可能性

これらの抗生物質を投与した結果、炎症で出血していた口腔内は目に見えて改善し、非常にきれいになりました。しかし、残念ながら血液検査における白血球数など、炎症に関連する数値の改善は思わしくありません。

担当の獣医師からは、「もしかしたら膵炎を併発しているのではないか」との見解が示されました。現状ではこれ以上有効な手立てが限られており、抗生物質を中心に様子を見るしかない状況です。

加えて、腎臓に関する数値も悪化の一途を辿っており、激しい嘔吐のために食事がほとんど摂れず、体重も著しく減少してしまいました。今は、シリンジによる流動食の投与と、毎日欠かさず行っているソルラクト点滴、そして投薬で何とか命を繋いでいる状態です。トイレまで自力で行くことも難しくなり、近くで粗相をしてしまうことも増えました。

ヨシカゲちゃんが一日でも長く、穏やかに過ごせるよう、私たち家族も精一杯サポートを続けていきます。これからもヨシカゲちゃんのことを温かく見守っていただけますと幸いです。

人気ブログランキング
人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました