経営企画のお仕事 その1

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 皆様、お疲れ様です!お元気でしょうか?コロナは収まっていないのですが、まん延防止等重点措置等期間は解除になりました。皆さん行動は変わりましたでしょうか?

 今回は私の仕事に関連している内容を書き残しておいたほうがいいのかということで記しておこうとおもいの記事になります。皆さんは経営企画のお仕事ってどんな風に感じていますか?私はコンサルティングを生業にしている部分が多いのですが経営企画的仕事分野が多いです。


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経営企画とは

 経営企画とは、企業における中長期にわたる経営計画の策定や管理、新規事業の創出などを行う職種といえます。このほかにも、経営状態を把握してコストの削減に尽力したり、ビジネスモデルを検討したりと、さまざまな業務に携わります。
 
 例えば、経営計画を立てるためには、まず市場の動向の把握、競合他社の調査、自社のデータ分析を行う必要があります。自社のデータに関しては、予算や売上、利益といったお金だけではなく、組織体制、社内リソース、マーケティング戦略なども踏まえて、分析を行います。分析の結果から目標を設定し、その目標を達成するための施策を立案していきます。加えて、経営計画では他部署に指示を出して施策を実行してもらい、結果の振り返りも行います。そして、改善に向けて再度PDCA(計画・実行・点検・改善)を繰り返していくのです。経営企画はまさに「リーダー役」といえます。

 なお、事業を開始して間もない時期や会社の規模によっては、経営企画を社長や役員が担当することもあるでしょう。つまり、経営企画はそれほど重要な役割を担う職種です。

経営企画と事業企画の違いは?

 「経営企画」と似た言葉に「事業企画」がありますが、これら2つの仕事は異なる仕事です。

 経営企画は、会社全体を軸に考え、将来どのような会社にしていくかビジョンを打ち出し、ゴールに至るまでの課題を見つけて解決方法を提案する職種です。市場や消費者、競合他社の情報を常にキャッチし、その情報を踏まえたうえで「どう対応していくか」「どの分野に注力するか」などを考えます。最終的なゴールに向かうためには、短期・中期の経営計画を立案し、クリアしていかなければならないでしょう。


 一方、事業企画は、1つの事業を軸に考え、事業の方向性や目標を設定し、それを達成するための課題と具体的な戦略を立てる職種です。そもそも「事業」とは収益を得ることを目的としているため、基本的には「いかに収益をあげるか」というテーマをもとに営業計画や行動計画を立て、それを担当部署に落とし込みます。そのあと、実際に立てた計画の進捗を確認し、必要であれば見直しを行います。

 経営企画は「会社全体」、事業企画は「事業そのもの」の目標達成に向けて計画を立てることを指します。似たような内容でも、対象とする範囲が大きく異なるので、必然的に具体的な業務内容も変わってきます。

経営企画の主な仕事内容

 経営企画の主な仕事内容は、企業の中長期にわたる経営計画の策定や管理、新規事業の創出です。しかし、これだけにとどまらず、経営計画が担う仕事は複数あります。
 
 例えば「経営管理業務」がその1つです。会社を経営していくためには、当然のことながら”お金”が不可欠です。会社におけるお金の流れを正確に把握していないと、商品開発や新規プロジェクトの設立は望めませんし、企業の方向性を定めるのも困難になってしまうでしょう。そのため、経営企画が「現在どのくらいのお金が会社にあるのか」「運転資金にはいくら必要なのか」「法人税はいくらかかるのか」などを正確に把握し、経営をサポートするのです。

 このほか、経営会議の資料作成・進行、株主総会の運営などを担うこともあります。また、社内規定の考案やコンプライアンス対応など、会社の経営にまつわる業務を執り行うのも経営企画です。
とはいえ、会社の規模や組織体制によって細かな業務内容は異なるでしょう。例えば、中小企業では経営会議は社長の秘書が準備・進行を担当したり、株主総会は総務が運営を行ったり、経営企画の業務でも別の部署が兼任して行ったりすることがあります。

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