腎臓の事を書いてきて毎度毎度の猫は腎臓が弱いというお話です。
獣医さんと腎臓の事について話をすると必ず出てくるのはイエネコは何処からやってきたのか?です。
DNAの解析結果により、イエネコ祖先は約13万1,000年前に中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコであることが判明しています。イエネコの祖先のリビアヤマネコは砂漠で生活していたために、水分温存のために少量の濃縮した尿でやっていけるようになりました。濃縮された尿を生成する過程で腎臓内のネフロンが消耗をしていくのではないかと。以前も書きましたがネコ科はそもそもネフロンの数が少ないのです。
獣医さんからの受け売りで大変恐縮なのですが、
・ロシアンブルー
・メインクーン
・アビシニアン
・シャム
・バーミーズ
は他の猫種の2倍以上の確率で腎不全になりやすいとのこと。それは家族性腎症といって家系的に腎臓の代謝障害が多い猫だそうです。
昔、飼っていたロシアンブルーが先天的に内臓疾患があって、その時にお世話になっていた獣医さんが教えてくれました。ヨシカゲちゃんはロシアンブルーの血を引いています。小さい時から尿路、腎臓でトラブルを抱えていました。
猫を飼い始めたばかりの人はあまり腎臓の事を意識せずに猫の餌などを選んでいると思います。先天的なことは抜きにしても日々の食生活が腎臓劣化スピード
はじめ健康に影響することが想像できると思います。
食事には気を付けましょう。
ニャゴニャゴ。
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