皆様、お疲れ様です。お元気でしょうか?
黒海における米露航空機の件での件でハラハラしていますが続報ですね。
米、ドローンの機密ソフトを墜落前に遠隔操作で削除
(リンク先より文章、画像を引用しております)
(CNN) 黒海の公海上空を飛行していた米空軍のドローン(無人機)の「MQ9リーパー」が墜落した問題で、米国はロシアがMQ9から機密情報を入手することがないよう墜落前に機密性が高いソフトウェアを遠隔操作で消去した。米当局者2人が明らかにした。
ソフトウェアの削除措置は、MQ9がロシア軍のSu27戦闘機2機に遭遇した後に取られた。
MQ9の墜落をめぐっては、米国はロシアの戦闘機がMQ9に燃料を放出し、その後、戦闘機1機がMQ9に接触したと発表。これによりMQ9はプロペラを損傷し、米国は黒海に墜落させることを余儀なくされた。
一方、ロシアは米国の主張を否定し、ロシア安全保障会議のパトルシェフ書記は墜落したMQ9の回収を試みると明言した。パトルシェフ氏は旧ソ連の国家保安委員会(KGB)の流れをくむ諜報(ちょうほう)機関、連邦保安庁(FSB)の元長官。
同氏は「入手できるかどうかわからないが、試みる必要がある。間違いなく検討する」と国営テレビに語った。
米海軍の当局者によると、米国は黒海に海軍艦を展開しておらず、回収の試みは極めて困難で時間を要するものになるという。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は14日、墜落したドローンと関係する情報を保護するための措置を取ったことを明らかにした。
カービー氏は「詳細は抜きにして、今言えるのはMQ9にある我々の所有物を守るための措置を講じたということだ。もちろん我々の所有物が誰かの手に渡ることがあってはならない」と述べた。
米当局者によると、MQ9と戦闘機はロシアが占領しているクリミア半島の南西約72キロの上空で遭遇。その後MQ9はクリミア半島から約112キロ離れたところに墜落した。
(リンク先より文章、画像を引用しております)
黒海での緊張が続く中、先日発生した米空軍のMQ-9リーパー無人機墜落事故は、国際社会の大きな注目を集めています。この事故に関して、米国がロシアによる機密情報の入手を阻止するため、墜落前にドローンから機密性の高いソフトウェアを遠隔操作で消去していたことが明らかになりました。
ロシア軍機との遭遇と緊急対応
この緊急措置は、MQ-9がロシア軍のSu-27戦闘機2機と遭遇した直後に取られました。米国防総省によると、ロシア軍機がMQ-9に燃料を放出し、その後、うち1機がMQ-9に接触。これによりMQ-9はプロペラを損傷し、米国は黒海への墜落を余儀なくされました。
米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報担当調整官は、「MQ-9にある我々の所有物を守るための措置を講じた」と述べ、機密情報保護の重要性を強調しました。この迅速な対応は、米国の情報保全に対する強いコミットメントを示しています。
ロシアの回収と情報収集の試み
一方、ロシアは米国の主張を否定し、ロシア安全保障会議のパトルシェフ書記は墜落したMQ-9の回収を試みると明言しました。パトルシェフ氏は旧ソ連の国家保安委員会(KGB)の流れをくむ諜報機関、連邦保安庁(FSB)の元長官という経歴を持ち、彼の発言はロシアがドローンからの情報収集に強い関心を持っていることを示唆しています。
しかし、米海軍当局者によると、米国は黒海に海軍艦を展開しておらず、墜落地点のクリミア半島から約112キロ離れた公海上からの回収は極めて困難で時間を要するとされています。
なぜMQ-9リーパーは重要なのか?
MQ-9リーパーは、偵察、監視、そして攻撃任務を遂行できる高度な無人機です。その機体には、最新のセンサーや通信システム、そして機密性の高いソフトウェアが搭載されており、これらの情報が敵対勢力の手に渡ることは、米国の国家安全保障にとって重大な脅威となります。
今回の事故は、黒海における米露間の緊張の高まりを浮き彫りにするとともに、高度な軍事技術の情報保全の重要性を改めて世界に知らしめる出来事となりました。今後、ロシアが実際にMQ-9を回収できるのか、そしてその回収が国際情勢にどのような影響を与えるのか、引き続き注視が必要です。
毎回、ドローンが撃墜される度にみんな血眼になって回収して使われている技術の解析から自軍への技術転用という形の流れが多いですよね。AIの発展といい有人航空機は今後どんどん減少していくのかもしれません。
まあどちらにしても今回の事件は米露において非常に危険なものだと思いますので何とか穏便に事が進みますように・・・。
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